私がはじめて七尾さんの音楽と出会ったのは19歳でした。 17歳で上京してから仕事で目まぐるしい日々が続き、人に疲れ、全てを辞めて実家の一室に引きこもっていた頃、 人の声や気配を感じることにも疲弊していたけれど、ネットで色々なCDを見ながら「どれか一枚買って、その人の声を慣れるまで聴こう」 と決めて、まだ知らなかった七尾旅人さんのヘヴンリィ・パンク:アダージョをジャケットだけ見て購入しそこから毎日聴いていました。 今思うととてつもなくラッキーな出会いです。
今回1番目に選曲したチークは、少し外へ散歩に行くことが出来るようになった頃に玄関で聴いてから出る習慣にしていた曲で、 聴くと今でも外に対する恐怖心のような、何もないような感覚が蘇ります。 また、10番目に選曲したいつかは七尾旅人さんの制作された曲のなかで今の私が最も好きな曲です。
七尾さんの曲を聴いていると、生々しさと同時に生きることが一つのおとぎ話のように感じられます。 このときめきのような感覚は音楽を介してでしか感じ得ないものなのかなと思います。 どんどん変容してゆく、曲そのものが生きている七尾さんの音楽を私も生きて追っていたいです。
私がはじめて七尾さんの音楽と出会ったのは19歳でした。
17歳で上京してから仕事で目まぐるしい日々が続き、人に疲れ、全てを辞めて実家の一室に引きこもっていた頃、
人の声や気配を感じることにも疲弊していたけれど、ネットで色々なCDを見ながら「どれか一枚買って、その人の声を慣れるまで聴こう」
と決めて、まだ知らなかった七尾旅人さんのヘヴンリィ・パンク:アダージョをジャケットだけ見て購入しそこから毎日聴いていました。
今思うととてつもなくラッキーな出会いです。
今回1番目に選曲したチークは、少し外へ散歩に行くことが出来るようになった頃に玄関で聴いてから出る習慣にしていた曲で、
聴くと今でも外に対する恐怖心のような、何もないような感覚が蘇ります。
また、10番目に選曲したいつかは七尾旅人さんの制作された曲のなかで今の私が最も好きな曲です。
七尾さんの曲を聴いていると、生々しさと同時に生きることが一つのおとぎ話のように感じられます。
このときめきのような感覚は音楽を介してでしか感じ得ないものなのかなと思います。
どんどん変容してゆく、曲そのものが生きている七尾さんの音楽を私も生きて追っていたいです。