My Best of 七尾旅人
旅人兄さんのことは僕がまだ20代そこそこで若く何も知らない時に1番最初に出会ったスターであり、大先輩のようでいて世代も同じだから不思議な友達のようでもあり、そして、今僕が立っているフィールドには絶対に”七尾旅人”というゲートを潜らなければ辿り着くことはなかったし、それは彼が僕の中での”うた”というものの次元を拡張してくれた革命家だったからであり、それはデカいハコでも小さな小屋でも、移動中の車でも心許ない孤独な部屋の耳元でも、常にその革命を起こし続けてくれたから、今僕は音楽や音楽を愛するもの達と共にあることが出来ています。
偉大過ぎる恩人であり、たまぁに中華を囲みたくなる友人です。
プレイリストとか正直無理で迷いましたが、僕が20代前半の時、絶望の淵で友人に焼いてもらったCD-Rに何故か曲順が逆で”ひきがたりものがたり”が入っていて、僕はそれを追いすがるように毎日聞いていました。僕にとってはこれが”正”です。
旅人さんの音楽に出会ってからおよそ25年。この企画を知ってから、何度もプレイリストを作り直したけれど、やっぱり10曲では収めることができません。ここでは入れられなかったけれど、特に好きな歌について書かせてください。
八月。今でも根強い人気を持つこの歌のAメロとBメロ、実は2回ほど変わっているのを知っているのは、自分含めて数人なのじゃないかというのが密かな自慢であります…。
潜水バースデイ。clubasiaへ旅人さんのライブに初めて行ったとき、俺の誕生日だから歌うわけじゃないんだけど、と微笑みながら歌っていたのが今でも印象に残ってます。
airplane。旅人さんがライブハウスで即興演奏をたくさんしていた時期、いつも呼んでもらっていた頃を思い出します。この歌をうたうときの空気が変わる感じ、緊張感に戦慄しました。シャウトのあとの静寂はこの世の静けさそのもの…。
途方もないこと。YouTubeでしか聴けないけれど、メロディーと歌詞がいつまでも耳に残ります。ぜひ音源化してほしいです。
未発表曲ではさいはてや空が落ちてきたらなど、膨大な量の名曲が埋もれています。いつかまた聴けますように…。
ライブもライブ中のお話も初期の曲もそれぞれ良さがあって好きです。色んな人に聴いてほしいと思います。
ソングライターズで知りました。
見識が狭く、鬱屈としていたあの頃に、七尾さんの音楽と出会っていて良かった。
静かな夜に聴くMemory Lane、
浮遊したい気分の時の 夜、光る、
分かっちゃいないのに共感した気になった、コーナー、
汚くてグズのくせにね、でグサッときた、エンゼル・コール、
記憶の中の人を検索しても何も出てこない時に聴いた検索少年、
八月は生々しい感情がヒリヒリした。
聴いた曲すべては私の支えです。
七尾さんの音楽を知ったのは私が所属していた劇団の上演で「線路沿い花吹雪」を使わせていただいたのが初めでした。今から18年前のことです。
私の演じていた役は自分の赤ちゃんを殺めてしまった女性の役でした。同級生の命日に同友人たちと集まるはずだったのにこんなことになってしまった彼女。
劇の終盤、彼女は自首の意を警察に電話するのですが、最後に七尾さんの「線路沿い花吹雪」がそっと掌で包むように流れます。 罪を犯した彼女を、それを見守る友たちを、その芝居を観ていた観客を包み込むように。
音楽に触れられた、初めての体験でした。
炎症を起こした皮膚のような心に触れられた温かい掌。その後、自分の育児の際にも七尾さんの音楽が私を支えてくれました。
ずっと好きな10曲です。
他にも好きな曲はあるけどこれしか考えられない。
2008年に札幌での「歌の事故」でライブを初めて観て衝撃を受けて以来、ずっと好きなアーティストです。2011年にスタートした音楽イベント「OTO TO TABI」へ初開催にも関わらず出演してくださり、その後も何度も出演いただきました。2020年にコロナでイベントが中止になった後に、こんな状況でもなんとか札幌でイベントを開催しようと札幌パルコの屋上で企画したライブにも出演くださり、文章まで寄せてくださったこと。そんなかたちで関係を積み重ねてこられたことに、とてもうれしくてあたたかい気持ちになります。屋上ライブに向けて作られた「Wonderful Life」が次のアルバムに収録されることも非常に感慨深いです。ホームと思ってくれた北海道に、また遊びに来てください。
ライブで聴きたい曲や、カバー曲もとても好きな曲が多いのですが、今回は音源で「ふとした時にイヤホンで聴きたい曲」を旅人さんの音楽を教えてくれた夫と一緒に、この月日を思い出しながら選びました。
2019年に宮崎に来てくれて、本当にありがとう。
青春期からこの先へと、同じ時代をそれぞれに感じながらもあなたのうたといっしょに生きられている事が、とても嬉しいです。
体調、すっかり良くなりますように。
初期作品のサブスクの解禁は今年に入って1番嬉しいニュースでした
七尾旅人さんの曲には本当に何度も救われました
20年前、学生の頃にヘヴンリィ・パンク:アダージョを初めて聴いてから、40歳のオッサンになった今でも、自分の中で唯一無二のアーティストです。今回は5曲~10曲という条件でしたが、絶対7曲にしてやろうと思って、自分の本当に好きな曲を選びました(本当はBoogie MannとやったFuture Runningも入れたかった)。
ベタな曲を入れたくなかったので、Rollin’ Rollinとサーカスナイトは外したんだけど、7曲目にエンゼル・コールを入れてしまいました。ベタなやつ……。番外編はクリスマス頃に渋谷WWWで岡村ちゃんとやったアヴェ・マリアです。これまでとこれからも懐かしくて新しい七尾旅人を応援しています、ありがとうございました。
七尾旅人さんに出会ってまだ数ヶ月の若輩ファンです。
七尾旅人さんに出会った頃、僕はなんだかずっと悲しかった。高校生だというのに世界のことや、未来のこと(両者ともすごい浅はかですが…)を考えて時に悲しみ、センチメンタルになっていた。
そんな時、偶然七尾旅人さんに出会った。七尾旅人さんの作り出す曲の中にはいつも僕の知らない人がいる。その人たちはあらゆることに心を痛め、深く考えすぎて、何だか生きづらそうにも見えた。それでもその人たちは歌うことをやめなかった。歌うことでなんとか生き繋いでいた。もしかしたら七尾旅人さん本人もそうなのかもしれないとも思った。
そんな彼らの歌を聞くことが今では日課になっている。彼らが側にいて心を軽くしてくれる。なんだか良いことを見つけられる気持ちになる。
いつも素晴らしい歌をありがとうございます。ニューアルバム、カセットテープすごく楽しみです。これからも応援しています!
七尾旅人さんの曲を初めて聴いたのは「エンゼルコール」でした。あのMVもとても心に残っています。
それから遡って『雨に撃たえば…! disc 2』『オモヒデ オーヴァ ドライヴ』『ナイト・オブ・ザ・ヘディング・ヘッド』『鉄曜日の夜→蘭曜日の朝』の曲も聴き、それ以来七尾さんの曲に感銘を受け続けてきました。
素敵な曲が数え切れないほどあって何を選ぶか迷いました。
CDや配信でリリースされていない曲にもとても好きな曲が数多くあります。
空が落ちてきたら、『解散組曲』〜きみはどこへ行くの?僕らをバンドに残して(仮)〜 初期段階demo、破壊王追悼、Walk on the Wild Sideカバー、虹カバー……
ライヴでしか演奏されていない曲、私も多くの人もまだ聴くことができてていない曲も数多くあるのだと思います。
雨に撃たえば…! の””disc1″”になるはずだった曲、『さいはて』に収録されるはずだった曲、『兵士A』のCD版に収録されるはずだった曲などもし可能ならばぜひとも聴いてみたいと思っています。
こういった曲のスタジオ収録は難しいかと思いますが、ライヴのみで演奏されている曲などはライヴ音源としてでもリリースしていただけると一ファンとして大変嬉しいです。
このように書いてしまいましたが、七尾さんの納得いく形で作品を出していけることを祈っております。
『Long Voyage』楽しみにしています。
☆サブスク未発表曲も選曲いただいています☆
one voice (もしもわたしが声を出せたら)
ヒタ・リーを聴きながら
エンゼル・コール
線路沿い花吹雪
月の輪
コーナー
戦闘機
<<あの娘はまるでポニーみたい>>
Perfect Protection (完全なる庇護)
誰も知らない
七尾旅人さん、新作発売おめでとうございます。学生の頃に知って以来、必ずしも熱心なファンではなかったかもしれませんが、プレイリストを作成出来るくらいには、その豊かな歌世界を堪能させてもらっています。
自分で作成したので当たり前に全曲クライマックスですが、とりわけ何度も聞き返したのは、いつか今池のライブハウスでリクエストしたことのある「マイ・ファースト・チャーント」、難しい色恋に耽っていた頃を思い出す「スロウ・スロウ・トレイン」や、仕事でタンザニアに駐在していた頃のこと、土埃やら喧噪やら、「Across Africa」を聞く度思い出されます。良くも悪くも自分にとっては、それぞれが歌に深く結びついています。
七尾旅人が日本にいることは、誇りです。これからもご活躍を期待しています!
稀有な音楽家七尾旅人。
『雨に撃たえば…!disc2』から聴き続け、何年か前に万博公園で歌っているのを聴きに行って、そのままの七尾旅人が歌っていました。
家から原付で40分かけて通っていた高校の近くのTUTAYAとか、それじゃない、名前は忘れたローカルなCD屋さんや、遠出した際に立ち寄ったCD屋や、ブックオフなど、「な」行を探しては、七尾旅人の初期のレアなシングルを散々探してましたが、結局手に入れることは出来ませんでした。アルバムは買えたけど、アルバムに収録されてない曲も全部、七尾旅人の曲なら全部チェックしたくて…という思い出が強烈なため、どうしても初期の曲には特別な響きを感じている人間のベスト!
ポップ、狂気、パンクの3つの軸を意識して選んでみました。
10曲に絞るなんてとても無理ですし、大事に作ったであろうアルバムの流れから曲をバラバラに切り離して並べる、なんと残酷な行為かと申し訳無さすら感じます。とはいえ、選ぶのが楽しかったのも事実です。
ここに入らなかった曲でも何十回、何百回と聴いているお気に入りの曲がたくさんあります。改めて七尾旅人の凄さを思い知らされました。
雑誌の新譜情報で夜、光る。のジャケットを見かけ気になりCDを購入し聴いてみるとその世界に引き込まれ、それまでにリリースされていた音源も探し、それから七尾さんの音楽をずっと聴いてきました。
このプレイリストの曲は何度も繰り返し聴いてきた曲ばかりで色々なことを思い出したりと人生の一部になっている音楽に思います。
今までの七尾さんの曲もこれからの曲も聴き続けていくと思います。
僕は、七尾旅人さんの音楽に救われ続けている一人です。
1stを例にとっても(ちょっと悔しいですが)多くの人がそうだったように、僕だけのために歌われたアルバムだと思いました。生かされてきました。
その感謝は、この拙い文章ではとても伝えきれないものです。
ですが、この場をお借りして、ほんの一部でもと思い書き始めています。このプレイリストにはない楽曲にも、大いに救われています。
一つ挙げるとしたら「KISEKI」は1日の終わりに天井を見ながら共に在ってくれるなくてはならない曲です。
自分の中に、七尾さんの音楽は生きています。僕よりも僕を知っているかのようです。眠りに似ている、子守唄のようでもあります。
心がざわつく夜、何度眠りに誘われたかわかりません。プレイリストの一曲一曲に思い入れがあるので、全てを語ると長文になってしまいますが、1曲目と10曲目は1stからと決めていました。
苦しかった時期に、全ての感情やモヤモヤを優しく包み込み、僕にとって生を生み続けてくれたアルバムだからです。
何だか1stの話になってしまいますが、以降のアルバム、音楽も同様に僕に文字通り命を吹き込み続けてきたと確信しています。全体を通して思いが強すぎるので、プレイリストを聴いてくださればと思います。最後に七尾さんにお詫びと感謝を。
覚えていらっしゃらないかとは思いますが、何年か前の歌の事故、六本木だったかと思いますが、あの時トイレのドアをノックしなかったのは僕です(汗)あの日のラストに、その話と共にボブディランの天国への扉のカバーを歌ってくださったことは忘れません。
あれ以来、トイレのドアをノックするたびにあの日のこと、あの曲を思い出します。
僕の日常のディテールに、七尾さんの音楽、思い出が仄かに灯っています。
感謝しても足りないのでまたの機会にします。
アルバム最大級に楽しみにしています。
何と言っても「高江の歌」。涙なくしては聴けない。あの美しい森に基地を作る愚かさ、憤り、悲しさ、そして高江への愛に満ち溢れていて…。
「兵士Aくんの歌」は旅人くんにしか作れない歌だと思う。そんな現状がたまらなく情けなくて腹立たしいけど、だからこそ「旅人くん凄い!」って思った。と同時に、「自衛隊員が被害者になることだけ考えちゃダメなんだよ。
武器を持ち、軍隊として外国へ行く彼らは、紛れもない『殺戮者たち』なのに、旅人くん甘いよ」と思ったけど、そんな私を思いっきり殴りつけてくれたのが「少年兵ギラン」。私に言われるまでもなく、加害国としての責任もちゃんと歌ってた旅人くんに、心が震えた。ホントそこ大事。
むしろそっちの方が大事だから。
旅人くんありがとう。そして、ごめんなさい。
「誰も知らない」は、相模原の事件に時の首相が抗議表明もしない出来ない国だからこそ、聴かれなきゃいけない歌だと思う。あえて差別用語を使っている点は、評価が難しいところではあるけれど。かわいそうとか、目が見えた方がいいはず、聞こえるようになれば嬉しいに違いない、補聴器つけて初めて母親の声を聞いて泣いてる赤ちゃんの動画をシェアする行為に隠れた己の差別心を、見つめるキッカケになってほしい。
「機動隊を待ちながら」は私の車の中で生まれた曲なので、思い入れがあります(笑)機動隊と対峙させられて、辛く痛い思いもたくさんして、それでも諦めずに語りかけて、心が通じたと思う瞬間もあった。そんなかすかな希望を思い出させてくれる。
身を削るように歌を紡ぎだす旅人くん。どうかお体大切にしてほしい。70代、80代になった旅人くんの歌も聴きたいから。
☆サブスク未発表曲も選曲いただいています☆
高江の歌
兵士Aくんの歌
少年兵ギラン
誰も知らない
機動隊を待ちながら
弾語りで唄うシンガーソングライターとしての魅力や才能は誰もが疑うところが無い周知の事であると思うけど、トラックメイカーとしてのポテンシャルの高さ等はあまり注目されていないのではないかと思い、今回はTABEATと言う括りで七曲をコンパイル。最後は石野卓球とのダブルネーム『ラストシーン』をと考えたけれど見当たらず代わりにMOOCHYとのコラボ曲を。