My Best of 七尾旅人
いつどこの世界にも、その一隅に佇んでいたはずの、無数の民謡歌手の末裔。なかったことにされてゆきそうな数多の声を聴き取ろうとし、時には自分自身もがぼろぼろに壊れかけた声で、生起消滅する時空へ向けて、人間のささやかな記憶を歌いかける。
うすあかりの世界にいて、途方もない希いを、まだ呟こうとしている。
☆サブスク未発表曲も選曲いただいています☆
きみはひかり ぼくのひかり
冷えた高み
<<airplane>>
Almost Blue
Memory Lane
帰り道
途方もないこと
声が大好きです。お身体お大事にしてください。
旅人さんとの出会いは1999年の夏休み。SSTVから流れてきた「萌の歯」でした。ナイーブだけど鋭い歌声に共鳴してCDを購入し、大学生の時はヘビロテしていました。だけど社会人になり音楽自体を聴かない生活になってしまいました。
それから12年後の2016年、知人に誘われたナジャのライブでゲストが旅人さんで、その歌声に再会することができました。私には家族ができており、妻と二人の息子と一緒だったのですが、そこで事件が起きました。「圏内の歌」を聴いた10歳の息子がポロポロ涙を流したのです。
その日から家族で旅人ファンになりました。空白の12年分のCDを購入し、ライブにも通いました。兄弟にとって旅人さんと「サーカスナイト」を歌えたのは最高の思い出。ライブの度に進化の過程を聴いていた「Across Africa」はナジャと旅人のアクロスが音源になり感慨深かかった。「Memory Lane」を聴きすぎ、リフを弾きたくて40歳を過ぎて初めてギターを練習した。「迷子犬を探して」は家族のドライブでの定番曲。最近は「airplane」聴くと胸が苦しくなる。毎年八月は「八月」を聴いて10代にタイムスリップしている。
改めて初期から聴き直すと、旅人さんの若い時のナイーブな鋭さも、何かに憑依したようなおどろおどろしさも、誰かに寄り添う眼差しも、全部好きだし、全部必要と再認識した2022年の旅人ベスト選びでした。新譜楽しみにしています。
旅人さんを知ったのは、向井秀徳さんとの百人組手の話題がきっかけでした。旅人さんの曲として初めて聴いたのがRollin’ Rollin’で、その流れでアルバムbillion voicesを買いました。ジャケットの装丁が素敵で、もったいなくてなかなか開封できなかったです。
次にリトルメロディに進んだ後、オモヒデオーヴァドライヴから911FANTASIAまで、手に入るCDを購入していきました。初期作品は素晴らしい曲ばかりですが、リリース当時の旅人さんよりずっと年上だった私は、若く美しい青年の心の呻きに触れたようで少し苦しくなりました。
リアルタイムで発売に立ち会えたのは2018年のStray Dogsで、恵比寿ガーデンホールのライブへ初めて行けました。旅人さんは天使みたいな人なんだろうなと想像していましたが、実際に見たらブッダだ、と思いました。
長くなってしまいましたが、選曲はアルバム収録順にしました。911FANTASIAからは1曲を切り取っては選べなくてすみません。
旅人さんの音楽は
私にとってremedyでありtherapyでした。
1990年代後半20代の頃、がむしゃらに絵を描いていた時、
大切な人に出逢った時、
子供を産み、3.11を経て田舎に戻った時、
コロナ禍、娘のこと、Black Lives Matter。
旅人さんの音楽と共にありました。
泣きたくても一人で泣けなかった時
どんなに旅人さんの音楽に救われたか。
ここにはない曲で大切な曲も沢山あります。本当にありがとうございます。
いつも小さき者たちの消えそうな声に耳を傾け、心を寄せて下さりありがとうございます。
10曲では全然無理でした。とても思いが詰まり過ぎていて、理由を語るのは難しいですが、大切にしています。
10代の頃からずっと聴いてきて、出会えて良かったです。楽しいんですがいつも切なくなります。お体に気をつけて、これからもずっと音楽を作って下さい。いつも最高の音楽とライブをありがとうございます。
学生時代に聴いていた初期作品にどうしても偏ってしまいますが、最近の曲やパフォーマンスも大好きです。名曲揃いで悩みました。
「ラストシーン」入れても良いのか悩みましたが、大好きなんです!
初めて勤めた介護施設で仲良くなった女の子と大雪の中ドライブしているとき、カーステから「ルイノン」が流れ出したとき「こわい」ってその子が泣いたこと。
「ガリバー2」の「冷たい汗」のところでボリューム毎回フルテンにしてたら、スピーカーが飛んだこと。
初めて一人暮らしをしたとき、CD2枚入れることのできるコンポに「ヘヴンリー」を突っ込み永遠リピートしていたので、今でも「大きなベイベ」とかを聴くと、先住者が焚いていた白檀の匂いが蘇ること。
インディペンデントで介護施設を始めた頃に、同じようなやつらが集った祭のティーザーに「I Wanna Be A Rockstar」が使われてて発狂したこと。
その祭にいた奴らが、ひとり、またひとりとおかしくなっていったとき、「あたりは真っ暗闇」が響いていたこと。
結局負け続けて、じぶんがなにをしているかわからなったときに「Everything is gone」しか聴けなかったこと。
たいせつなひとがこの世から旅立ったときに初めて意味がわかった「Almost Blue」。
で、この間家族旅行に行った時、道中偶然流れ始めた「八月」に、14歳の娘が「ええ歌やな、これ」と言ったこと。
まだまだあるし、これからもある。
唯一無二の音楽家。光。
グロテスク・リアリズム。
あたたかくて優しい音楽。
BAD BAD〜からの
なんだかいい予感がするよ
痺れました
初期4作が聴けて嬉しいです。
新作楽しみにしています。
まずお気に入りの楽曲をぽんぽんプレイリストに放り込んでいたら、収拾がつかなくって、特大盛り合わせの大袋になってしまった。そこからさらに10曲を選ぶのが、どれほど大変なことか。それくらい七尾さんの楽曲は思い入れの強いものがたくさんあります。
心には(琴線)というものがあること。
初めてCDプレーヤーで聴いた「マイ・ファースト・チャーント」や、あまりのメロディーの美しさにしばらく呆然とした「one voice」によって、僕はそれを知りました。そこにはただ優しく心に触れてくるのではなく、鋭く突き刺すような刃がある。
そんな七尾さんの「狂気」が好きだし、最近の曲ではその深度が増しているように思えて、新しい曲の出るのが楽しみでなりません。
これからもファンをその鋭い刃でズタズタに切り刻んでほしいと思います。お身体に気をつけて、どうか長く歌をうたい続けてほしい。
応援してます。
プレイリストの選曲、とても迷いましたが”airplane”だけは必ず入れようと最初から決めていました。8/11、imaiさんのリリースパーティーで実際耳にしたこの曲は、今でも恐ろしい音像とともに記憶に残っています。FUJI ROCKでも歌われていましたが、どんなに明るい時間の中にいても「戦争」を無視せず、同居させる。そこに旅人さんの人柄が現れていて、この人の言葉や音楽を信じていようと強く思いました。
優しい歌をありがとう
泣かせてくれてありがとう
癒してくれてありがとう
なんのお返しも出来ないけれど、旅人さんにいつか届くように、なるべくたくさん、人に優しくしたいと思います。
生きてくれてありがとう
生かしてくれてありがとう
七尾旅人の音楽に出会って15年。周りの誰とも共有したことのない、そして6才と0才の子どもたちには好きになってほしい音楽です。(6才はすでになってる)
マイベストを共有できることがこんなに嬉しいアーティストはいません。
HIPHOPレーベル主催のクラブイベントでのライブが初でした。特にライブでは声にエフェクトをかけることが多く、それまで聴いたことのない震動をスピーカーから浴びることになります。
プレイリストは最近ストリーミング解禁されたアルバムから。それでも絞るのは大変でした。並べるのも。
演劇のように役やモードが曲によって変わり、音も声も多彩。色づいて広がる光のスペクトラム、その根元に七尾旅人さんがいます。それが少しでも伝われば。
10年前。2012年8月を憶えている。
”リトルメロディ”発売日に走った公園通り、切った風の生温さを憶えている。一生分のことを変えてしまいたくなった衝動を、そして衝動の行く末を決められず秋になり、いつもの通り遅すぎた男になったことを憶えている。
リトルメロディは10年前の夏の、わたしの化身だと思っている。だけれど氏はわたしなんかに功罪を問われる筋合いがないことを、のちに「ルイノン」や「ブルーハンティング」を聴いて震えながら理解した。氏はわたしたちを救いながら、掬いながら、もっと大きな、超越的な何かといつも対峙している。
戦闘機を初めて聴いたときの衝撃そのまま今も変わらずです。選曲するとやわらかい曲が集まってきました。
あなたはわたしが好きなたくさんのミュージシャンの中で、いつも特別な存在です。素晴らしいメロディーを書くSSWであり、色々な世界を見せてくれるストーリーテラーでもあり、何よりも最高のソウル・ミュージシャンだからです。音楽を続けてくれてありがとうございます。これからも大切な人や愛犬と健やかに過ごしてください。
ガリバー2は人生で1番好きな曲です。
今、辛い現実を生きていますが、この曲を聴くと、七尾旅人さんの曲を聴くと、なんとも形容しがたい、ただ心地良いだけではない、だけど心のドス黒いものを中和してくれるような感覚になります。
あなたに、あなたの音楽に出会えて、私の人生はそれだけで正解なような気がしています。
失敗や苦難に囚われて動けなくなっている時に、そっと背中を押して前に歩き出す力をくれる言葉と音に救われてきました。
WWWで「兵士A」をライヴで観ました。
途中から奥歯噛み締めて息をつめてそこにいました。
「Almost Blue」でふっと緊張を緩めた途端涙が止まらなくなった。
嗚咽で身体が震えました。こんなライヴに立ち会うことはもう二度とないだろうなと思います。
正直、旅人さんの歌は気楽には聴けない。
でも生涯MyPlaylistに残る歌です。
☆サブスク未発表曲も選曲いただいています☆
八月
冷えた高み
One Voice
Memory Lane
Everything is gone
Chance☆
ヒタ・リーを聴きながら
Almost Blue
帰還の歌
七夕の人