2014年04月28日 (月曜日)
2014.5.11 京都にて七尾旅人ワンマンライブ「人間になるリハーサル」急遽開催決定!

七尾旅人ワンマンライブ「人間になるリハーサル」
 
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5月11日、京都にて急遽開催決定!
七尾旅人ワンマンライブ「人間になるリハーサル」
ふだんのワンマンでは演らないようなDEEPな演目も飛び出すこの日。
果たして七尾旅人は人間になれるのか?
限定70名です。ご予約はお早めに。
 
会場:京都 公えん食堂 http://ko-en.info/
開場:15時半  開演:16時
チケット予約:4000円(ドリンク別) 当日:4500円(ドリンク別)
 
予約方法:件名に【LIVE予約】と記入の上、お名前、ご連絡先、人数をwatanabe@zukoo.netまでメールでお送り下さいませ。

 

2014年04月15日 (火曜日)
飴屋法水さん「ブルーシート」岸田戯曲賞授賞式にて

昨夜は不思議な時間でした 

飴屋法水さんは百人組手でお世話になって以来 (http://www.diystars.net/hearts/P00219.html
受賞作となった福島いわきでの「ブルーシート」はもちろん
九州や新潟など遠方でも可能な限り観に行ってます 

でも岸田賞授賞式に関して奥さんからお誘い頂いた時
「賞を世界中から幾つかき集めても飴屋さんの素敵さに釣り合わないなぁ」
などと生意気なことを考えてしまい
遠くからお祝いの気持ちだけを念じて送ることにしたのです 

これまで授賞式というものに行ったことがなかったので単なる思い込みですが
きっと業界筋の人たちのサロン的な雰囲気に満ちている気がして
自分なんてそうとう場違いだし
そこで本当に飴屋さんを静かに祝えるのかなぁと
僕はただ家で これまで飴屋さんにもらった感動に対して感謝している事にしようと思っていたのです
でも色々あって 行ってみて正解でした

誰より居心地悪そうというか
違和の塊みたいになってるのは
やっぱり飴屋さんで...

その結果 飴屋さんの考え方をいつも以上に観ることが出来た時間でした

飴屋さんが演劇界の人なのかどうか 素人の僕にはわかりませんが
本質に切り込み過ぎて
結果的にものすごい普遍へと肉薄している人だと思ってます

なので演劇界の文脈で 戯曲というテキスト部分だけを手がかりにして飴屋さんが評されて行くのはちょっと不思議な感じでしたが
そこに対する飴屋さんのリアクションは面白くて誠実なものでした

授賞式というよりも飴屋さんの新作を観たという気持ちになりました

みんな舞台の外では演出家も役者も普通の人に戻ってしまうのですが
(これはミュージシャンもそういう人がほとんどなのですが)
飴屋さんはいつでも飴屋さんのままで
そういうとこも好きなんです

いつでも奇妙な重力を身にまとっていて
目の前の時空間と間断なく衝突し続けているような感じ
24時間 常在戦場 
つねに世界をあいしている
つねに世界を演出している?
どんなときも
飴屋さんは
異様なまでに
人間なのだなと思いました
そのせいで宇宙人か霊魂みたいに人間ぽくないものにも見えるのですが


この日 僕まで歌うことになるとはまったく思っていませんでしたが
飴屋さんがブルーシートの劇中に入れるつもりだったというサーカスナイト(嬉しい驚き)を
テニスコーツさんにお借りしたギターで
途中で思いついた「ブルーシートの歌」に切り替えながら歌いました

少しくらいは百人組手のときの恩返しが出来たかな...
わかりませんが
なにかまたひとつ言葉にし難い感動を手にして
帰路につきました

 

追記:

この日もうひとり
異様なまでに
人間だな〜と思ったのはPhewさんです

やればやるほどしんどいけど
好きな先輩が気を吐いているうちは
弱音もはけないね〜
俺も がんばろっと