2014年05月19日 (月曜日)
歌菩薩 小林幸子の降臨を受け 伝説のイベント百人組手 854日ぶり4度目の開幕!

Shimokitazawa SOUND CRUISING
七尾旅人presents百人組手

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百人組手。
シンガーソングライター七尾旅人が
分野を超えた怪物的な表現者たちと連続で即興対決するこのイベント。
即興演奏に慣れ親しんだ玄人だけでなく、さまざまな音楽ファンを巻き込んで
「即興」という音楽文化の領域を拡張し、深め、新しい風景を作り出してきました。

これまで即興音楽に触れたことも無かったお客さんが、
日常生活の1秒1秒が、実は即興演奏の連続であったことに気づく。
世界が違って見えて来る。音楽がぐっと近づく。そんな不思議なイベントです。
七尾の考えでは、生きとし生けるもの全てが唯一無二の歌い手であり、音楽家で、
百人組手は、それを伝えるためのサウンド•サーカスです。

音楽イベントのネクストレベルを体現した伝説の第3弾以降は、番外篇と銘打ち、
ZAZENBOYSの向井秀徳を迎えた「返歌地獄」、
写真家 大橋仁や動物(豚)との「写音真楽」、
アンダーグラウンドの猛者たちが集った「CORE」「DEEP」等で
広範囲のオーディエンスを熱狂させ続けて来た異色の即興イベントですが、
今回、Shimokitazawa SOUND CRUISINGの要請と、
日本歌謡界が誇る歌い手、
尽きせぬ芸人魂の極北ともいえる小林幸子の降臨を受け、
とうとう第四弾の開幕となります。
 
会場は下北沢、富士見丘教会
 
最高の演者たちの、通常の音楽イベントではなかなか現れ出て来ない部分、
隠された魅力があらわになる日でもあります。
スリルと不思議に満ちた音楽体験となるはずです。
お楽しみに。

予約詳細などはこちらShimokitazawa SOUND CRUISING HPで。
http://soundcruising.jp/   



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★前回(百人組手 第三弾)の記事
http://tavito.seesaa.net/article/233130146.html

★七尾旅人プロフ&これまでの組手
http://tavito.net/profile/

★歴代小林幸子【紅白衣装画像集】
http://matome.naver.jp/odai/2135096794765162401

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〈出演者〉

七尾旅人 VS 小林幸子
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〈小林幸子 プロフィール〉
1963年、TBS「歌まね読本」に出演しグランドチャンピオンとなる。翌年10歳で「ウソツキ鴎」でデビュー。79年「おもいで酒」が200万枚突破の大ヒットとなる。同年、NHK「紅白歌合戦」初出場。2013年今年、芸能生活50周年を迎え、舞台・テレビドラマ・声優・バラエティなど多方面で活躍中。最近ではニコニコ動画などで若い世代からも支持。
6月4日には、50周年記念曲第2弾「越後に眠る」を発売。


七尾旅人 VS Likkle Mai
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 〈Likkle Mai プロフィール〉
DUBバンドDRY&HEAVYの元・女性ヴォーカル。05年更なる飛躍を求めソロとして始動。06年『ROOTS CANDY』、07年『M W』、09年『mairation(マイレーション)』をリリース。ギタリストThe Kとの2人編成ユニットLikkle Mai & The Kと、レゲエ界のベテラン奏者で構成されるLikkle Mai Bandでの活躍は国内外に及ぶ。

2012年5月発売の配信シングル『The Life Is Simple And Beautiful』は大塚製薬ポカリスエット「たけしとインドネシア編」のCM曲となる。7月リリースの最新作『Dub Is The Universe』は前作『mairation』に続きミュージックマガジン・ベストディスク日本レゲエ部門第一位に輝く。

2014年は、東日本大震災で被災した故郷・岩手県の沿岸部に暮らす人々の心情を愛情たっぷりに描いた話題沸騰の新曲「きたぐにのはる(仮)」をひっさげツアー行脚の日々。

Likkle Maiオフィシャル・ウェブサイト     
HYPERLINK "http://likklemai.com" http://likklemai.com
    


七尾旅人 VS 佐々木中
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〈佐々木中 プロフィール〉
1973年青森県生まれ。 Rhymester宇多丸曰く「B- BOYスタンス現代思想家」。作家、哲学者。東京大学卒業、東京大学博士(文 学)。『定本 夜戦と永遠―フーコー・ラカン・ルジャンドル』(河出文庫、二 〇一一年)、『切りとれ、あの祈る手を--〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜 話』(河出書房 新社、二〇一〇年)、『晰子の君の諸問題』(河出書房新社、 二〇一二年)、『夜を吸って夜より昏い』(河出書房新社、二〇十三年)、 『踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ』(河出書房新社、二〇十三 年)等、著作多数。http://www.atarusasaki.net


七尾旅人 VS 坂口光央
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〈坂口光央 プロフィール〉
1980年生、京都出身。2003年ごろより関西を中心に即興演奏、バンド等を地道に行い、2008年東京に移住。エフェクティヴなキーボード、ピアノ、シンセ等を駆使し、山本精一、ナスノミツルの「teneleven」、さがゆき、加藤崇之、大島輝之や多数のミュージシャンとセッション、ライブを行う。現在では自身のリーダーバンド「stand
alone-404」のほか、坂田明ユニット、石橋英子withもう死んだ人たち、山本達久とのセッション等を中心に都内で活動。ソロでは、2012年自身2枚目のソロアルバム『Aerophotonic』をリリース。


七尾旅人 VS CANTUS
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〈CANTUS プロフィール〉
ラテン語で「歌」を表す「CANTUS」(カントゥス)は、
幼なじみで結成された聖歌隊。
グレゴリオ聖歌や教会音楽をレパートリーとしながら、七尾旅人、
飴屋法水、坂本龍一他、様々なアーティストと共演するなど独自のスタイルで活動中。


この状況 VS 食品まつり a.k.a foodman
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〈食品まつり a.k.a foodman プロフィール〉
横浜在住 トラックメイカー/絵描き
https://soundcloud.com/shokuhin-maturi

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〈七尾より〉
完全自主興行で進めてきた百人組手ですが、今回はオファーを頂く形で始まりました。「えっ...小林幸子さんと...セッション?」メールを見て、目を疑いました。これほど栄誉なことは無いですが、はたして、どんなふうに奏でれば良いか...とても高いハードルを提示して頂いたと思います。教会というロケーションと、幸子さん。それを念頭に置きながら、今回は「歌」をテーマにして、素晴らしい表現者の方々にお声掛けしました。VOICEプロジェクトのメンバーでもある異色の聖歌隊CANTUS、リーダーが出産直後にもかかわらず出演を快諾してくれました。そして今最も注目すべき作家、思想家でありながら強烈な詩吟の人、声の人でもある佐々木中さん。ずば抜けた演奏力を持ちながら安住を拒否し、さらなる音響表現を模索しつづける鍵盤奏者、坂口光央くん。さらに、実は前々から「アンダーグラウンドの美空ひばりでは?」と思っていた魂の歌い手、ダブ•レゲエ界の、知性と人情あふれる歌姫Likkle Maiさん。これらのセッションのはざまには、Juke界の奇才、食品まつりくんがDJで空間に彩りを加えてくれることになりました。めいっぱい勉強させて頂きたいと思います。