2014年07月18日 (金曜日)
百人組手PSYCHICS、大阪&東京にて開催決定!

百人組手PSYCHICS、大阪&東京にて開催決定!
  
シリーズ初となる東西2夜開催。
西に、東に、PSYCHICSが落ちてくる。
超音楽の宴、驚きの夜。


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2014年8月29日
百人組手番外篇〈PSYCHICS FALL WEST〉
@大阪東心斎橋CONPASS

出演:七尾旅人 / GUARDIAN ALIEN(from NY) / 山本精一 / 砂十島NANI(BOGULTA ,exズイノシン) / Seiho / and more

時間:OPEN18:30 / START19:30
料金:前売¥3000 / 当日¥3500(ドリンク代別途)
前売:チケットぴあ / ローソンチケット / e+ / CONPASS店頭にて7/24(木)より発売開始


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2014年9月4日
百人組手番外篇〈PSYCHICS FALL EAST〉

@渋谷WWW

出演:七尾旅人 / GUARDIAN ALIEN(from NY) / 坂田明 / 433(田我流) / DUSTIN WONG / 山本達久 / 坂口光央 / and more

時間:OPEN18:30 / START19:30
料金:前売¥3500 / 当日¥4000(ドリンク代別途)
前売:ローソンチケット / e+ / WWW店頭 にて7/24(木)より発売開始


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〈イベント概要〉
百人組手は七尾が様々な怪物的表現者と立て続けに即興演奏し続ける荒業的なイベントです。
http://tavito.net/blog/201405-854.php
今回は七尾の友人であるNYアンダーグラウンド最狂バンド、GUARDIAN ALIENの来日を受け、よりフレキシブルに組み合わせが決まる番外篇となります。


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〈七尾旅人より〉
念願かなって大阪では初となる百人組手開催です。GUARDIAN ALIENに引き会わせたい、そして僕自身がお手合わせしたい、という基準で、日本最高峰と思う方々にお声がけしました。 山本精一さんと、BOGULTAを率いる砂十島NANIくん、そして若き天才Seiho。東京篇では泣く子もevolutionする猛者たちに加えて、現在の路地を活写し続けるMC田我流がラッパーになる前から取り組んでいたノイズアーティストとしての顔を見せてくれます。いつも以上に先が読めなくなってきました。基本的に全て即興ですがGUARDIAN ALIENにはたっぷり持ち曲も披露してもらいます。過激ではありますが、過去の百人組手同様、大人から子供まで楽しめるイベントになると思いますので、どうぞお楽しみに。

 
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〈出演者プロフ...入手のたび更新〉
 
GUARDIAN ALIEN
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神懸かり的なドラミングで知られるGreg Fox率いるニューヨークのアヴァンギャルドなミュージックシーンをリードするバンドGUARDIAN ALIEN。今回はファン待望のGUARDIAN ALIEN初来日公演。Gregは過去にBOREDOMSによる大編成ドラムプロジェクトBOADRUMにも参加。
 
 
田我流
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山梨県一宮町をベースに活動するMC。高校時代にヒップホップの洗礼を受け、高校卒業後の2001年にニューヨークへ留学。2004年に帰国後、地元・一宮町の幼なじみとラップ・グループ、stillichimiyaを結成。クルーとして2枚のアルバムと1枚のミックスCD、1枚のEPを制作。また、ソロ活動も積極的に行なっており、2008年にファースト・ソロ・アルバム『作品集~JUST』を発表。2011年に公開された富田克也監督の映画『サウダーヂ』に主演し、話題を集める。2012年4月、セカンド・アルバム『B級映画のように2』を発表。
[オフィシャル・サイト]
http://www.hoodtality.com/
http://www.maryjoy.net/artists/dengaryu.html
 
 
山本精一
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音楽家。1958年、兵庫県尼崎市生まれ。
1980年代後半よりBoredomsにギタリストして参加。並行して自身のリーダーバンドである想い出波止場や羅針盤を結成。90年代に入ってからは、電動歯、赤武士、ザ・ハッピー・カウボーイズといったBoredomsのメンバーとの別プロジェクトや、Novo Tono、Rovo、Ya-To-I、Mostといったバンドに参加し、ギタリストとして、あるいはコンポーザーとして中心的な役割を担う。21世紀以降も、TEEM、Para、カオス・ジョッキーなどのプロジェクトを次々と始動。加えて、国内外のミュージシャンとのさまざまなコラボレーション、さらには映画音楽にいたるまで、ソロを含め、多彩な音楽フィールドでジャンル・バスターのごとく活動を展開する。
ミニコミやライナーノーツ、音楽誌、文芸誌への寄稿も多く、1999年にはギターマガジン誌に1994年から連載していたエッセイ「ギタバリョー」他を収めた単行本「ギンガ(リットーミュージック)」を上梓。また、自身のCDジャケットのデザイン、イラストも手がけている。
  
 
砂十島NANI(BOGULTA ,exズイノシン)
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浪速の突然変異ドラマー。あるときはBOGULTAのフロントマンとしてサイキックなパフォーマンスを繰り広げ、またあるときはAUTORAの土台を牽引していくグルーヴの芯と化す!ZUINOSINやAMAZON SALIVA、野獣など関西の超絶バンドにこの男あり!
 
 
坂口光央
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1980年生、京都出身。2003年ごろより関西を中心に即興演奏、バンド等を地道に行い、2008年東京に移住。エフェクティヴなキーボード、ピアノ、シンセ等を駆使し、山本精一、ナスノミツルの「teneleven」、さがゆき、加藤崇之、大島輝之や多数のミュージシャンとセッション、ライブを行う。現在では自身のリーダーバンド「stand
alone-404」のほか、坂田明ユニット、石橋英子withもう死んだ人たち、山本達久とのセッション等を中心に都内で活動。ソロでは、2012年自身2枚目のソロアルバム『Aerophotonic』をリリース。
 

山本達久
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1982年生。純アコースティック非エレクトリックドラマー。2003年、一楽儀光(ドラびでお)とのツインドラムハードスカムコアバンド「香港男祭」でRUINS、ガロリンズと共に韓国ツアーを敢行。賞賛と叱責を同時に浴びる。時期を同じく、佐々木匡士、倉地久美夫トリオ(菊地成孔sax/山内桂sax)など、唯一無二の歌い手との共演を重ねる。その時期から、山本精一、内橋和久、知久寿焼(exたま)、灰野敬二などなど数々のミュージシャンと多数セッションを敢行。同時にZu(ITA)、Lightning Bolt(US)、triosk(AUS)、Hans Reichel(GEL)、Gianni Gebbia(ITA)、Roger Turner(UK)など、来日アーティストのTourサポート、他多数にわたるイベントのオーガナイズも山口bar印度洋でこなす。現在では、数々の即興セッションを主軸に、石橋英子とのduoや、ナスノミツル、井上経康とのzggzag!!!、勝井祐二、marronとのプラマイゼロ、田村夏樹、藤井郷子、Kelly Churkoとのカルテット、el-malo柚木隆一郎ソロ音源へのレコーディング、2008年度芥川賞作家であり、歌手でもある川上未映子BANDへの参加、最近では成田宗弘(HIGHRISE)、田畑満(ZENI-GEVA/AMT & TCI)とのGreenFlames、町田良夫steelpanとのユニット「オハナミ」、大友良英、Jim O'roukeと共にカヒミ・カリィ・バンドでの録音や、AxSxE率いるNATSUMENのメンバーでもある等、数々のプロジェクトに参加、企画し、都内を中心に活動。

 
坂田明
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広島県呉市広長浜生まれ。広島大学水畜産学部水産学科卒業後、1969年に上京し「細胞分裂」を結成。1972年から1979年にかけて山下洋輔トリオに参加し、1979年末まで在籍。激しいサックス演奏で知られるようになる。同トリオを脱退後は、さまざまなグループの結成・解体を繰り返し、2000年から「坂田明mii(みい)」を中心に活動。現在は「坂田明Trio」、「坂田明&chikamorachi」でのレギュラーユニットの活動と同時に、内外のミュージシャンとのフリー・セッションを行なっている。
  

Dustin Wong
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ダスティン・ウォングはハワイで生を受け、2歳の時に日本へと移住。そして高校卒業までを日本で過ごし、大学進学のため渡米。渡米後はエクスタティック・サンシャイン、ポニーテイルでの活動を経て、ソロとしてスリル・ジョッキーと契約。多数のエフェクター足元にならべ、ディレイ、ループ等様々なエフェクトを駆使し、ミニマルでカラフルなレイヤーを描き出していく万華鏡のごときギター・パフォーマンスは各所で話題となる。日米をまたにかけ活動し、2012年は朝霧JAMへの出演、さらには盟友であるダーティー・プロジェクターズ、ビーチ・ハウスのジャパン・ツアー(2013年)のオープニングもつとめた。2013年5月には嶺川貴子との共作をリリースし、FUJI ROCK '13に出演。そして通算5作目となるニュー・アルバム『Mediation of Ecstatic Energy』がリリースされた。

 
Seiho
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1987年生。ビートメイカー、DJ、VJ と音楽や映像など媒体の垣根を越え表現をし続けるマルチアーティスト。既に各地で話題となっている注目の新レーベルDay Tripper Recordsを立ち上げ、1st album「MERCURY」を発表。最先端電子音楽を発信するネットレーベル「+MUS」からもEPを発表するなど活動は現場、ネットに限らない。天才的な楽曲センスでヒップホップからポスト・ダブステップ、チル、音響系等あらゆるビートを駆使しながら畳み掛ける彼のLIVEは必見。SonarSound Tokyo 2012にも出演、MTV2013年注目の若手プロデューサー7人に選ばれるなど "今"の音を刻む数少ないアーティストの1人。2013年6月にリリースした2nd album「ABSTRAKTSEX」(DTR-010)は未だロングセールスを記録している。
http://daytripperrecords.com/
 
 
七尾旅人
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高知県生まれ。前世はカツオ。
 
くわしいプロフは→ http://tavito.net/profile/

2014年06月04日 (水曜日)
富士見丘教会のライブ禁止と タマス•ウェルズさんの来日公演に関して

うーん...残念 許可っていうより...今回 依頼を受けて演奏したのですが RT @straywalker 「先日行われたライヴ」ってどう考えても七尾旅人の百人組手だよな・・・。でもそれならなんで許可したんだと思うんだけど:下北沢・富士見丘教会が今後のライヴ禁止を通達 http://t.co/AoZUCJzmcp
 

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この件が話題になっているのを見つけて 僕や出演してくださった皆さんだけでなく なかには当日のお客さんを非難する声までありましたので 私見を述べさせて頂きます  最初tweetするつもりでしたが少し長くなりましたのでこちらに移しました 読み辛かったらごめんなさい
 
今回は教会での音量制限を念頭において出演者も人選し いつもと違って「小音量でも凄い事が出来る」という体勢を作りましたが ライブ前のブログやtweetでも書いた通りそれはなかなか難しい挑戦だったので自分なりに悩みつつ進めました
https://twitter.com/tavito_net/status/472210455167922177
 
リクルマイさんは低音が命であるDUBの人なのに「ドラムもベースも無し」という編成に応じてくれて そんなハンディを感じさせない素晴らしい演奏をして下さった  DJを食品まつりくんにお願いしたのは クラブカルチャーにつきものの「持続する低音」を出さずに奇跡を起こしてくれると思ったからです 実際に彼はそれをやり遂げました  佐々木中さんとのセッションのとき楽器奏者が坂口光央くんだけだったのは 彼なら鍵盤だけを使い 1人で5人分くらいの豊かな音像を生み出せるからです
 
教会にはこれまで何度も強烈な騒音クレームが来てるということだったので それを回避するためにスタッフとも再三打ち合わせしました 
 
いちばん心配だったのは演奏中にイベントを止められてしまうことです 「百人組手」は僕が命懸けで育てて来たイベントであり 中継に駆けつけてくれたDOMMUNEや小林幸子さんを始めとする最高の演者が集っている状況下でそれだけは避けたかった 
 
なので音の許容量についてはしつこく質問をしました 「今回はロックバンドが出続けるというものでは無いし トラック使用もRollin'Rollin'くらい  なので大丈夫」との答えでした
 
それでもいちおうギターにディストーションをかけるのを控えてみたりと 音量を抑制しながらこの凄腕の奏者たちとセッションを進めて行ったわけですが その状況下で いつも通りお客さんをわくわくさせるために けっこう神経使いましたね
 
音響チームも普段より数デシベルはマスターフェーダーを下げ その根本的なパワーダウンを補うために演奏中もリアルタイムで細やかな努力を重ねて皆が楽しめる環境を作り上げてくれました
 
でも最後の最後で強い苦情が一件あったようで それは毎回怒りに来る人とは違う方だったようですが 直接言いに来ずにいきなり警察を呼ぶ感じだったようで 撤収時にはイベント側(サウンドクルージング)のスタッフさんが警官に事情説明などを受けていました 
 
イベント前に近隣のおうちに菓子折り持って挨拶回りしたり それなりに努力を重ねてからの開催だったようですが やはりどうやっても 腹を立てる方は居ますからね  世の中の全員が音楽好きと言うわけではないので
 
私見では「これまでだましだまし会場使用して来たが とうとうライフゲージが尽きた」という感じに見えましたが 本当に素敵な雰囲気を持った小振りな教会で 僕自身とても愛しい場所だなと感じていたので 今回の決定には本当に無念です 以前 飴屋法水さんや齋藤陽道さんのパフォーマンスを観たこともある思い出深い場所です
 
TPOに合わせて大変な努力をして頂いた出演者の皆さんの手前  手放しで「はい僕たちが騒音出しました すみませんでした!」とは言えませんが ひとつ気がかりなのは6/28にこの教会で来日公演を予定されていたタマス•ウェルズさんの事です 
 
今回のことで演奏動画など観てみましたが とても素敵なシンガーソングライターで 彼の来日を心待ちにしていたお客さんやスタッフの皆さんのことを思うと 複雑な悲しみに襲われます
 
タマス•ウェルズさんの来日公演に関して 代替えの会場探しなど なにかしらお手伝い出来ることはないかと考えています
 
例えば 昨年2月に石橋英子さんと一緒にライブした品川グローリア・チャペルっていう教会があるのですが 素晴らしい空間でした  音量制限もないしオルガンも使用可です  キャパシティ的には多分2倍くらいになってしまうと思いますが...6/28ぼく空いてるのでオープニングアクトなどお手伝いさせて頂くことも出来ます  
 
差し出がましいかもしれませんが... タマスさんの独り丁寧に切実に歌うスタンスに共鳴するところも多かったので
 
その他 告知などご協力出来ることがあればぜひご連絡下さい
 
 
事態が良い形で収束することを望みます
 
 
七尾旅人

2014年05月19日 (月曜日)
歌菩薩 小林幸子の降臨を受け 伝説のイベント百人組手 854日ぶり4度目の開幕!

Shimokitazawa SOUND CRUISING
七尾旅人presents百人組手

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百人組手。
シンガーソングライター七尾旅人が
分野を超えた怪物的な表現者たちと連続で即興対決するこのイベント。
即興演奏に慣れ親しんだ玄人だけでなく、さまざまな音楽ファンを巻き込んで
「即興」という音楽文化の領域を拡張し、深め、新しい風景を作り出してきました。

これまで即興音楽に触れたことも無かったお客さんが、
日常生活の1秒1秒が、実は即興演奏の連続であったことに気づく。
世界が違って見えて来る。音楽がぐっと近づく。そんな不思議なイベントです。
七尾の考えでは、生きとし生けるもの全てが唯一無二の歌い手であり、音楽家で、
百人組手は、それを伝えるためのサウンド•サーカスです。

音楽イベントのネクストレベルを体現した伝説の第3弾以降は、番外篇と銘打ち、
ZAZENBOYSの向井秀徳を迎えた「返歌地獄」、
写真家 大橋仁や動物(豚)との「写音真楽」、
アンダーグラウンドの猛者たちが集った「CORE」「DEEP」等で
広範囲のオーディエンスを熱狂させ続けて来た異色の即興イベントですが、
今回、Shimokitazawa SOUND CRUISINGの要請と、
日本歌謡界が誇る歌い手、
尽きせぬ芸人魂の極北ともいえる小林幸子の降臨を受け、
とうとう第四弾の開幕となります。
 
会場は下北沢、富士見丘教会
 
最高の演者たちの、通常の音楽イベントではなかなか現れ出て来ない部分、
隠された魅力があらわになる日でもあります。
スリルと不思議に満ちた音楽体験となるはずです。
お楽しみに。

予約詳細などはこちらShimokitazawa SOUND CRUISING HPで。
http://soundcruising.jp/   



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★前回(百人組手 第三弾)の記事
http://tavito.seesaa.net/article/233130146.html

★七尾旅人プロフ&これまでの組手
http://tavito.net/profile/

★歴代小林幸子【紅白衣装画像集】
http://matome.naver.jp/odai/2135096794765162401

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〈出演者〉

七尾旅人 VS 小林幸子
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〈小林幸子 プロフィール〉
1963年、TBS「歌まね読本」に出演しグランドチャンピオンとなる。翌年10歳で「ウソツキ鴎」でデビュー。79年「おもいで酒」が200万枚突破の大ヒットとなる。同年、NHK「紅白歌合戦」初出場。2013年今年、芸能生活50周年を迎え、舞台・テレビドラマ・声優・バラエティなど多方面で活躍中。最近ではニコニコ動画などで若い世代からも支持。
6月4日には、50周年記念曲第2弾「越後に眠る」を発売。


七尾旅人 VS Likkle Mai
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 〈Likkle Mai プロフィール〉
DUBバンドDRY&HEAVYの元・女性ヴォーカル。05年更なる飛躍を求めソロとして始動。06年『ROOTS CANDY』、07年『M W』、09年『mairation(マイレーション)』をリリース。ギタリストThe Kとの2人編成ユニットLikkle Mai & The Kと、レゲエ界のベテラン奏者で構成されるLikkle Mai Bandでの活躍は国内外に及ぶ。

2012年5月発売の配信シングル『The Life Is Simple And Beautiful』は大塚製薬ポカリスエット「たけしとインドネシア編」のCM曲となる。7月リリースの最新作『Dub Is The Universe』は前作『mairation』に続きミュージックマガジン・ベストディスク日本レゲエ部門第一位に輝く。

2014年は、東日本大震災で被災した故郷・岩手県の沿岸部に暮らす人々の心情を愛情たっぷりに描いた話題沸騰の新曲「きたぐにのはる(仮)」をひっさげツアー行脚の日々。

Likkle Maiオフィシャル・ウェブサイト     
HYPERLINK "http://likklemai.com" http://likklemai.com
    


七尾旅人 VS 佐々木中
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〈佐々木中 プロフィール〉
1973年青森県生まれ。 Rhymester宇多丸曰く「B- BOYスタンス現代思想家」。作家、哲学者。東京大学卒業、東京大学博士(文 学)。『定本 夜戦と永遠―フーコー・ラカン・ルジャンドル』(河出文庫、二 〇一一年)、『切りとれ、あの祈る手を--〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜 話』(河出書房 新社、二〇一〇年)、『晰子の君の諸問題』(河出書房新社、 二〇一二年)、『夜を吸って夜より昏い』(河出書房新社、二〇十三年)、 『踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ』(河出書房新社、二〇十三 年)等、著作多数。http://www.atarusasaki.net


七尾旅人 VS 坂口光央
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〈坂口光央 プロフィール〉
1980年生、京都出身。2003年ごろより関西を中心に即興演奏、バンド等を地道に行い、2008年東京に移住。エフェクティヴなキーボード、ピアノ、シンセ等を駆使し、山本精一、ナスノミツルの「teneleven」、さがゆき、加藤崇之、大島輝之や多数のミュージシャンとセッション、ライブを行う。現在では自身のリーダーバンド「stand
alone-404」のほか、坂田明ユニット、石橋英子withもう死んだ人たち、山本達久とのセッション等を中心に都内で活動。ソロでは、2012年自身2枚目のソロアルバム『Aerophotonic』をリリース。


七尾旅人 VS CANTUS
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〈CANTUS プロフィール〉
ラテン語で「歌」を表す「CANTUS」(カントゥス)は、
幼なじみで結成された聖歌隊。
グレゴリオ聖歌や教会音楽をレパートリーとしながら、七尾旅人、
飴屋法水、坂本龍一他、様々なアーティストと共演するなど独自のスタイルで活動中。


この状況 VS 食品まつり a.k.a foodman
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〈食品まつり a.k.a foodman プロフィール〉
横浜在住 トラックメイカー/絵描き
https://soundcloud.com/shokuhin-maturi

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〈七尾より〉
完全自主興行で進めてきた百人組手ですが、今回はオファーを頂く形で始まりました。「えっ...小林幸子さんと...セッション?」メールを見て、目を疑いました。これほど栄誉なことは無いですが、はたして、どんなふうに奏でれば良いか...とても高いハードルを提示して頂いたと思います。教会というロケーションと、幸子さん。それを念頭に置きながら、今回は「歌」をテーマにして、素晴らしい表現者の方々にお声掛けしました。VOICEプロジェクトのメンバーでもある異色の聖歌隊CANTUS、リーダーが出産直後にもかかわらず出演を快諾してくれました。そして今最も注目すべき作家、思想家でありながら強烈な詩吟の人、声の人でもある佐々木中さん。ずば抜けた演奏力を持ちながら安住を拒否し、さらなる音響表現を模索しつづける鍵盤奏者、坂口光央くん。さらに、実は前々から「アンダーグラウンドの美空ひばりでは?」と思っていた魂の歌い手、ダブ•レゲエ界の、知性と人情あふれる歌姫Likkle Maiさん。これらのセッションのはざまには、Juke界の奇才、食品まつりくんがDJで空間に彩りを加えてくれることになりました。めいっぱい勉強させて頂きたいと思います。

2014年04月28日 (月曜日)
2014.5.11 京都にて七尾旅人ワンマンライブ「人間になるリハーサル」急遽開催決定!

七尾旅人ワンマンライブ「人間になるリハーサル」
 
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5月11日、京都にて急遽開催決定!
七尾旅人ワンマンライブ「人間になるリハーサル」
ふだんのワンマンでは演らないようなDEEPな演目も飛び出すこの日。
果たして七尾旅人は人間になれるのか?
限定70名です。ご予約はお早めに。
 
会場:京都 公えん食堂 http://ko-en.info/
開場:15時半  開演:16時
チケット予約:4000円(ドリンク別) 当日:4500円(ドリンク別)
 
予約方法:件名に【LIVE予約】と記入の上、お名前、ご連絡先、人数をwatanabe@zukoo.netまでメールでお送り下さいませ。

 

2014年04月15日 (火曜日)
飴屋法水さん「ブルーシート」岸田戯曲賞授賞式にて

昨夜は不思議な時間でした 

飴屋法水さんは百人組手でお世話になって以来 (http://www.diystars.net/hearts/P00219.html
受賞作となった福島いわきでの「ブルーシート」はもちろん
九州や新潟など遠方でも可能な限り観に行ってます 

でも岸田賞授賞式に関して奥さんからお誘い頂いた時
「賞を世界中から幾つかき集めても飴屋さんの素敵さに釣り合わないなぁ」
などと生意気なことを考えてしまい
遠くからお祝いの気持ちだけを念じて送ることにしたのです 

これまで授賞式というものに行ったことがなかったので単なる思い込みですが
きっと業界筋の人たちのサロン的な雰囲気に満ちている気がして
自分なんてそうとう場違いだし
そこで本当に飴屋さんを静かに祝えるのかなぁと
僕はただ家で これまで飴屋さんにもらった感動に対して感謝している事にしようと思っていたのです
でも色々あって 行ってみて正解でした

誰より居心地悪そうというか
違和の塊みたいになってるのは
やっぱり飴屋さんで...

その結果 飴屋さんの考え方をいつも以上に観ることが出来た時間でした

飴屋さんが演劇界の人なのかどうか 素人の僕にはわかりませんが
本質に切り込み過ぎて
結果的にものすごい普遍へと肉薄している人だと思ってます

なので演劇界の文脈で 戯曲というテキスト部分だけを手がかりにして飴屋さんが評されて行くのはちょっと不思議な感じでしたが
そこに対する飴屋さんのリアクションは面白くて誠実なものでした

授賞式というよりも飴屋さんの新作を観たという気持ちになりました

みんな舞台の外では演出家も役者も普通の人に戻ってしまうのですが
(これはミュージシャンもそういう人がほとんどなのですが)
飴屋さんはいつでも飴屋さんのままで
そういうとこも好きなんです

いつでも奇妙な重力を身にまとっていて
目の前の時空間と間断なく衝突し続けているような感じ
24時間 常在戦場 
つねに世界をあいしている
つねに世界を演出している?
どんなときも
飴屋さんは
異様なまでに
人間なのだなと思いました
そのせいで宇宙人か霊魂みたいに人間ぽくないものにも見えるのですが


この日 僕まで歌うことになるとはまったく思っていませんでしたが
飴屋さんがブルーシートの劇中に入れるつもりだったというサーカスナイト(嬉しい驚き)を
テニスコーツさんにお借りしたギターで
途中で思いついた「ブルーシートの歌」に切り替えながら歌いました

少しくらいは百人組手のときの恩返しが出来たかな...
わかりませんが
なにかまたひとつ言葉にし難い感動を手にして
帰路につきました

 

追記:

この日もうひとり
異様なまでに
人間だな〜と思ったのはPhewさんです

やればやるほどしんどいけど
好きな先輩が気を吐いているうちは
弱音もはけないね〜
俺も がんばろっと

2014年03月26日 (水曜日)
映像作家 Vincent moon とのセッションを終えて

tweetのつもりが長くなったので下記に羅列しました。
読み辛かったらごめんなさい。
 
 
★渋谷の前日のシークレットライブは 映像作家Vincent moon来日上映会@オッパーラへの参加だった 彼は3/11ツーマンしたばかりの友川カズキさんを印象的なドキュメントフィルムにまとめた人という認識しかなかったが 3日前知人に急遽出演を請われwebでいろいろ観てみると

★REMのようなメジャーバンドから世界中の民族音楽までを 抑制的な美と新世代らしい躍動感 機動性の同居したあり方で封じ込められるユニークなアーティストだなと感じ参加を決めた ソロ演奏のつもりだったが僕のサウンドチェック中「セッションしたい!」と言い出したのでそんなシーンも

★そこで紹介された動画は東欧のまだ未紹介とされるトラッドやインドネシアの意外なストリートミュージックなど興味深いものばかりで面白かった  僕の演奏はこれに応じて身体ひとつで世界中の音楽に呼応してみることにした 10年前の打ち込み曲「キマイラ」や前日思いついた新曲「UNCHAIN」などに加え 植民地的状況を加害の側から捉えた「わたしのコロニー」も演った

★その後のセッションはVincentが気ままに再生する映像を音の方で立体化してくという感じで 最高にエキサイティングとは言えなかったが これだけ詩的な映像が撮れたうえでそれを使ってセッションもしたがるっていう人間は珍しいと思うので 色んな音で応えていった

★というわけで花を添えようと頑張ったが それ全てぶちこわしになるほど主催のひとに疲れちゃった... なぜかタメ口だし まともな挨拶も趣旨説明もなく 好意で来たからギャラとかいらないのに交通費なる数千円をむき出しのまま皆の面前で渡して来たのもどうかなーと思った 悪気は無いんだろうけど ごく普通の礼儀がないなら生身の音楽家は呼ばずに映像だけで押し切った方が良い

★舞台監督役のはずだった知人が 仕切りも舞台周りのフォローもせず ずっとベストポジションでイベントをエンジョイするだけの状態になってたのにも 私の顔がアンパンマンになってしまいました(☽ ̍̑⚈͜ ̍̑☾) 事前に音響面や出演人数などセーフティネット張っておいてよかった 

★舞台裏は年に一度あるかないかのユルさでしたが 映像も演奏もかなり充実していたので皆に観せたかったです  今年は制作のため極限までLiveを減らしてますので機会は少ないですが また音楽の場で逢いましょう

2014年03月08日 (土曜日)
ひとつ聴き取るたびに

最初tweetのつもりだったのですが長くなったので下記に羅列しました 読みにくかったらごめんなさい
 
 
★2003年 周囲より遅くネットを始めた僕にとって一番の驚きはネトウヨという存在を見かけた時だった それまで大衆の潜在意識下の差別感情がある程度は隠蔽されていたが露骨に可視化される時代が来たのだなあと思い その後の作品作りに大きく影響した
 
★でも気のせいかもしれないが当時のネトウヨはまだレイシスト然として知識も今よりは豊富だったような...? 最近の反韓はもうただの集団ヒステリーにしか見えない
 
★先日twitterで僕に絡んで来たネトウヨの子も「日韓併合のおかげで近代化できた その前は国としての体をなしてなかった」等というbotと見紛うような定型化された妄言を吐きましたが そんな程度の認識で他者を逆切れ罵倒できる稚拙な精神性って...単に祖国が心配になるだけであります...(憂国)
 
★かつて日本が朝鮮半島でどれほどのことをやったか その結果どれほどの負債と亀裂を朝鮮半島にもたらしたのか少しでも調べたら良いのに それは上から目線で「韓国を理解してあげるため」などではなく「自己を形成して来た日本というものを認識する」ための一歩として必須です
 
★例えばこの本 高崎宗司さん著「植民地朝鮮の日本人」本格的な侵略の前段階として1870年代から多くの民間人が朝鮮半島に渡りました そこでの草の根レベルでの差別と横暴をあぶり出しています 自分たちと同じようなごく普通の一般人が朝鮮半島でどう振る舞ったか知ることが出来ます この根深い差別意識や驕慢な優越の感情が孫やひ孫の代まで密やかに感染しているわけです きっちり向き合って行くしかありません 
 
★「自虐史観」などと言い出すのはまだまだ早いです だって皆 朝鮮半島についても 植民地支配のディティールについても ほとんど何も知らないに等しいのだから... 本当に僕たちの祖父母や さらに上の世代を理解し 誇ろうと思ったら その暗部もみつめていくしかないです  その暗部はびっくりするくらい今の僕たちと似ているのですよ 人間はなかなか変わらないのだなと思います だから凝視して損は無いです
 
★付記すると今ある政治的衝突には両政府の多義的な利害も絡んではいますが それに連関して 在日として生きてきた仲間への圧力がさらに増しているのは最悪です  これも実際に統治前〜統治下の朝鮮半島で何をなしたか 大文字の歴史でしか把握していないことが根因にあると思われます
 
★記号化された政治問題や その集積としての教科書や 反韓本よりも けして記号化し得ない個々の人間をみつめたい そうすることで初めて人間が根本的に抱える喜びと悲しみに感応することができ 音楽が発してくる場所にもアクセスすることができると自分は考えます 
 
★歴史に相対することは あまりに微かで聴き取り辛い歌へ 必死で耳を澄ませることに似ています それは大切なひとの押し殺した痛みをなんとか聴き取ろうとすることにも似ているかもしれません いつも上手くいくとは限りません トライ&エラーの連続です そしてひとつ聴き取るたびに 重荷を背負うことになるでしょう 
 
★でもそうして耳を澄ませ続けるうちに もし理解を深め 通い合える瞬間が来たら それ以上に嬉しい日は無いと思います

2014年02月20日 (木曜日)
開沼博 / 漂白される社会

開沼博さん「漂白される社会」、読了。
 
以前ついこのようなtweetをしてしまったが(http://bit.ly/1chrAA1)、
こんな自分にとって5歳下の開沼さんは、誰の御用もしていない希有な学者に見え、
彼の故郷である福島についての論考に初めて接したときから「異質だな」「何か共感が湧くな」と思い、気になる存在だった。
 
売春島、ホームレスギャル、貧困ビジネスなど
「あってはならぬもの」として世の中から隔離、不可視化されて行くものを取り上げた本書のコンセプトは、
これまでの彼と一見乖離したように見え、未読の方に驚きをもたらすだろうが、
拝読する前から「あっ次のステップに行かれたのだな」という確信があった。
この新刊の中では福島関連の著作を通して語ろうとした事が、これ以上ないほど誠実に発展、普遍化されている。
 
僕の興味の中心である「21世紀音楽」というものに対しても強く共鳴しつつ批評として機能する部分があり、お会いした事は無いが、同じ時代を併走する仲間という感じがして、心強く思う。
 
開沼さんの作品の、愚直とも言える生真面目さ、切実さが好きだ。
そしてまるで全霊の即興演奏のように
予め用意された答えやとってつけたようなクリシェに頼る事無く
創造性に満ちたプロセスが全面を響かせ、波立たせ、
薄やみのなかで目の前の対象に肉薄し、なんとか未来を掴もうとする、
そのあがきを見ているのが、好きだ。
 
無知な自分は、
「日本の思想て、ヒマを持て余した人のための、消費材のようなものなのかな? 
 もう人間や社会について真剣に掘り下げる事はしないのかな?」
と誤解し始めてしまい、なんとも言えない閉塞感を感じていたが、
21世紀の日本という空間に、
開沼さんのような存在が現れて来ている事に勇気を頂いている。
 
 
P.S.
編集部の方からこの御本を送って頂いてからなんと1年近くが経過してしまい...大変失礼な事をしてしまいましたが...ずっと読むのを楽しみにしつつも、個人的な迷妄の中であがき続けて居た1年間でした。最近、アルバムRECのためにようやく休みを取って引っ越ししたり、自宅に居るようになって、紀貫之とか、西鶴とか、石川明人さん「戦争は人間的な営みである」とか、PWシンガーさんの「子ども兵の戦争」を読み、腰を据えて向き合えるのは今だ!と思ってついに手を付けた「漂白される社会」、このタイミングで読めて良かったと思っています。お詫びしつつ感謝。

2014年02月14日 (金曜日)
夜回り先生シリーズ第2弾「若者と通じ合うとき」



ニューシングルのMVが公表された!


TELE◯POTION


 
 
すごく嬉しい日だったのだが、
こんな感じの人を発見した。

 
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ちょっといたずら心が湧き起こり、リプライを返してみた。
 
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すると...
 
 
 
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意外な展開に思わず返信
 
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あれ?

 
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TELE◯POTION!
 

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と、最終的には互いの好きなミュージシャン(クリトリックリス)の話も飛び出し、
親友のように和気あいあいと会話。
 
戦後日本の負債を全て背負わされた上に「ゆとり」と揶揄される子供たち。
 
そして世間からの風当たりが増す一方の、教師という仕事。
 
だけど、ここには一点の曇りも無い、心の行き来が生まれていた。
 
外はまだ大雪だけど、かすかに春の予感を感じたのは僕だけだろうか。
 
中学校教師という仕事を選んで、本当に良かったと思う。
 
ゆきちゃん、ありがとう。
 
最後にスギムさんとやったセッション動画を貼っておきます。

 

 
若く、まだ力を手に入れる前のエルトンジョンが、彼氏に捧げた感動のバラード。
「Your song」 邦題は、「僕の歌は君の歌」
 
「僕には何も無いけど、君に歌をプレゼントするよ。
みんなに言っていいんだよ、これはエルトンがくれた歌なんだって。」
 
これはつまり「ゲイであることをカミングアウトしていいんだよ」という意味でもあり、
小さく強い愛の歌は、いつかゲイコミュニティ全体を包み込み、
さらに世界中の思い合う人たちを包み込む、大きな愛の歌になった。

先生はこの歌を、日本中の、ゆきちゃんに捧げます。





★夜回り先生シリーズ第1弾「若者が更生するとき」はこちら

2014年02月11日 (火曜日)
若者が更生するとき

ニューシングルがようやく店頭に並び、嬉しい日だったのだが、
深夜、こんな感じの人を発見した。

 
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ちょっといたずら心が湧き起こり、
2つのアカウントから一言ずつ話しかけてみた。

 
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すると...
 
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  更生した。
 
 
一人の人間として向き合い、根気づよく関わって行けば、
少年は立ち直れるということを実感した瞬間だった。
中学校教師という仕事を選んで良かったと思う。
パカパカくん、ありがとう。